エアコンの節電方法を紹介!電気代を節約して快適に過ごすポイント

 

エアコンの節電方法を紹介!電気代を節約して快適に過ごすポイント

真夏や真冬は一日中エアコンを使用しているご家庭が多いのではないでしょうか?

外気温と室内の温度の差が大きい真夏や真冬は多くの電力を使用するため、エアコンの電気代が高くなってしまいます。エアコンを稼働して快適な温度で過ごしたいけれど、節電もしたいという方は少なくないはず。
また、近年では「電力需給ひっ迫警報」により、節電対策が求められています。

こちらの記事では、エアコンの節電をしつつ快適に過ごす方法を紹介しますので、ぜひお試しください。

目 次

  1. 節電が注目されている理由
  2. 年間の電気代にエアコンはどれくらい影響するのか?
  3. 節電にオススメのエアコン設定温度は何℃?
  4. 誰でもできるエアコンの節電方法
  5. エアコンが汚れていると電気代が高くなる?
  6. 手が届かないエアコン内部の掃除はプロにお任せ!
  7. おそうじ本舗のエアコンクリーニング「完全分解洗浄」でエアコンをキレイに!

節電が注目されている理由

節電が注目されている理由

近年、環境問題の深刻化などの理由から、世界中の多くの国で省エネルギーの取り組みが進められています。

資源に乏しい日本では、以前から効率的なエネルギー消費が求められ、省エネ法が制定されるなど国をあげて省エネルギーに取り組んできました。

日本経済の発展とともにエネルギー消費の効率化を推し進めてきた結果、現在では日本の省エネ技術は世界最高水準といわれるレベルに達しています。

しかし、エネルギー資源の大部分を輸入に依存している日本にとって、安定したエネルギー供給を確保することは、今後も重要な課題であることに変わりはありません。

地球温暖化の進行や環境問題への配慮

地球温暖化の進行にともない、世界中で環境問題への関心が高まっています。

温室効果ガスの大部分を占めるCO2排出量の削減や、より積極的な省エネへの取り組みが求められる時代になりました。

家庭からのCO2排出量を減らすためには、普段から節電を意識して生活することが大切です。

電力供給の安定化

日本では2022年頃から「電力需給ひっ迫警報」がたびたび発令されるようになりました。

これは、特定の時期や地域における電力需要が供給を上回るかもしれない状況が頻発していることを示しています。

このような状況を避け、大規模な停電を防ぐためには、消費者一人ひとりが意識して節電に務めることが必要不可欠です。

年間の電気代にエアコンはどれくらい影響するのか?

年間の電気代にエアコンはどれくらい影響するのか?

エアコンを使う時期に気になるのが、電気代です。
家庭の電気使用量は、電気機器別に見ると冷蔵庫がトップです。次に照明器具、テレビ、エアコンと続きます。

出典:資源エネルギー庁 省エネルギー対策課
トップランナー基準の現状等について
3.トップランナー対象機器の現状について ①家庭における機器別エネルギー消費量の内訳について(H21年)(https://www.meti.go.jp/committee/summary/0004310/017_s01_00.pdf

上位の電気機器は季節問わず日頃から使用するものですが、エアコンの使用頻度は夏と冬が最も多い傾向があり、春や秋は使用することが少ないにもかかわらず、電気使用量の割合に大きく影響しています。

また、総務省統計局の「家計調査報告」によると、2020年の平均電気代(2人世帯以上)は、1月12,232円、2月13,201円、3月13,100円です。これに対して、8月9,661円、9月11,206円、10月10,152円とあり、冬よりも夏の電気代が低いことがわかります。
このことから、真冬は電気代が高くなってしまう傾向があるといえます。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
家計調査 住居~光熱・水道
(品目分類) 第5表 1世帯当たり年間の品目別支出金額,購入数量及び平均価格(二人以上の世帯)(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20200&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330006&result_back=1&cycle_facet=tclass1%3Atclass2%3Atclass3%3Acycle&tclass4val=0

エアコンの電気代、冷房より暖房が高くなる理由とは?

冷房より暖房の方が、電気代が高くなりやすいのはなぜでしょうか?
室内温度と設定温度の差に着目してみると、暖房の電気代が高くなりやすい理由がわかります。

エアコンは、起動してから室内の温度が設定温度になるまで稼働している時間が最も消費電力が増えます。

例えば、室内温度が32℃で冷房の設定温度を28℃にした場合、室内温度が4℃下がるまでフル稼働します。
一方、室内温度が10℃で暖房の設定温度を20℃にした場合、室内温度が10℃上がるまでフル稼働します。

室内温度と設定温度の差が大きいほどエアコンの消費電力が増えるので、冷房より暖房のほうがエアコンの電気代が高くなってしまうのです。
もちろん、夏でも冷房の設定温度をかなり低くした場合は、暖房と同じくらい電気代が高くなる可能性はあるので、適切な温度設定をして節電に努めましょう。

冷房と除湿(ドライ)の電気代はどちらが高い?

冷房と除湿(ドライ)ではどちらの電気代が高いか、気になる方も多いのではないでしょうか?

冷房機能は、空気を冷やすことで設定温度になるまで室温を下げます。それに対して、除湿機能は空気を冷やすだけではなく、湿度を下げる働きもします。

除湿には弱冷房除湿・再熱除湿の2種類があり、一般的な除湿機能で知られているのが弱冷房除湿です。
弱冷房除湿は除湿と冷房を同時に行うのが特徴で、冷却した空気をそのまま吹き出します。
次に、再熱除湿は温度を下げずに湿度だけを下げる機能です。冷却した空気を再加熱するので、部屋を冷やす効果はありません。

部屋の広さや温度・湿度、運転時間など条件によって変わることもありますが、基本的には再熱除湿が最も電気代が高く、次いで冷房、弱冷房除湿の順となります。

室温を下げたいというときは冷房、湿度を下げたいときは除湿と使い分けながら、上手に節電しましょう。

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