お風呂(浴室)のドア掃除を解説!汚れの種類別アプローチで効果的に掃除する
お風呂のドア掃除、みなさんどのように行われていますか?
浴槽や汚れが目立つ箇所は、頻繁に掃除されているご家庭が多いと思いますが、ドアの掃除はどうでしょうか。
お風呂のドアにも水アカやせっけんカスなどの汚れが付着します。
また、ドアの隙間にはホコリがたまりやすく、それらの汚れを放置するとカビや黒ずみといった頑固な汚れになってしまいます。
お風呂のドアの汚れには、それぞれの汚れの種類に合った掃除方法や道具があります。
この記事では、お風呂のドアの掃除方法を解説します。
お風呂のドアも掃除して清潔にし、心地の良いバスタイムを楽しみましょう!
目 次
お風呂(浴室)のドアにつく汚れの種類と特徴
お風呂のドアは、普段からさまざまな汚れがつきやすい場所です。ここでは、お風呂のドアが汚れる原因について解説します。
ホコリ
ホコリは、日常生活のなかで気付かないうちにたまってしまうものです。
【ホコリで汚れやすい箇所】
- ドアの周囲
- カビ取り剤
- ガラリ(通気口)の外側
- サッシ・レール
ドアの周囲
浴室の換気扇を使うと、隣り合う洗面所の空気が浴室の方に吸い込まれていきます。洗面所に舞っているホコリや洗濯物から出たホコリも空気の流れに乗って集まり、浴室ドアの外側にたまっていきます。
ガラリ(通気口)の外側
お風呂のドアの下部には「ガラリ」という通気口があります。この部分はホコリがたまりやすい場所です。
浴室の換気扇を回すと、湿気を外に逃がすと同時に、通気口から外の空気を取り込むことで浴室を換気します。
このとき空気と一緒に取り込んでしまったホコリが、通気口の隙間に付着してしまうのです。
通気口にホコリがたまった状態だと、換気の効率が悪くなり浴室内の乾燥に時間がかかってしまいます。
サッシ・レール
溝になっているレール部分も、ホコリが落ちてたまりやすく、汚れやすい箇所の一つです。
せっけんカス・皮脂汚れ
【せっけんカス・皮脂汚れで汚れやすい箇所】
- ドアの内側、ガラス(アクリル面)
- ガラリ(通気口)の内側
- ドアノブ
- サッシ・レール
浴室の内側に面している部分は、お風呂で体を洗うときに飛び散ったせっけんカス(ボディーソープ・シャンプーの泡)や皮脂汚れが付着しやすい箇所です。
これらの汚れを放置すると、ピンクヌメリやカビの原因になります。
水アカ
【水アカで汚れやすい箇所】
- ドアの内側、ガラス(アクリル面)
- ガラリ(通気口)の内側
- サッシ・レール
浴室の内側に面している部分に水滴がついた状態で放置すると、水分だけが蒸発し、水道水に含まれるミネラル分が白いウロコ状の水アカとして残ってしまいます。
カビ
【カビで汚れやすい箇所】
- ガラリ(通気口)の内側
- ゴムパッキン
- サッシ・レール
湿気が多く温かい場所や、ホコリがたまりやすい場所は、カビの発生に注意が必要です。
深く根を張り、ホコリなどの汚れをエサにして繁殖する黒カビは、一度発生すると取り除くのが大変です。
黒い点のような汚れを見つけたら、早めに除去しましょう。